いま憲法9条は世界の中で


アメリカの「9条の会USA」創立者のオーバービー博士は、憲法9条は「素晴らしい模範の憲法」と、世界に広げる運動ををしています。


1995年5月、ハーグの世界平和市民会議では、「公正な世界秩序のための10原則」の1項目に「各国議会は、日本の憲法9条のように、時刻の政府が戦争を禁止する決議をすること」としました。


国連安保理が設立した元旧ユーゴ戦犯国際法廷の裁判長のアントニオ・カッセーゼ氏は、「・・・・・第二次大戦に敗戦したドイツ、日本、イタリアの中で、日本の憲法は抜きん出て優れている。第9条は非常にすばらしい規定。この規定が改正されないことを切に願う」と発言しています。

日本国憲法は

今も世界をリードしているヨ

平和も・生存権も・雇用も・男女平等も・・・

 憲法どおりの社会になれば、みんなの夢と希望に近づける

生存権 子ども・障がい者・高齢者の支援 第25条で    

低所得者層が急増し、先進国の中でも高い日本の貧困率。子ども・障がい者・高齢者は医療や介護が受けられなくて、生活や命がおびやかされている現実。

25条は」国民の文化的最低限度の生活権を権利として明記」した人権宣言なのに、国は本気で守っていないではありませんか。

勤労の権利 雇用を守り青年の未来をひらく 第27条で

フリーター・ニートの不安は広がるばかり。正規・非正規も低所得化。リストラ、劣悪な労働条件や賃金。

憲法を守っていれば、こんなことにはなりません。

憲法27条は、国民の働く権利を保障し、人間らしく働くための最低労働条件を国の法律で定めることを明記しています。

男女平等 まだまだ遅れている女性の権利も 第24条で

女性への家事・介護の押し付け、企業での男女差別。性的暴力や家庭内暴力、男女の不平等はなくなるどころか、増えています。

24条は、一人ひとりが尊重される社会をうたい、あらゆる部面での「両性の本質的平等」を保障しています。

これを指針に男女平等をすすめていきましょう。